小型ロボットによる菌の画線作業を自動化

こちらは、専門家が行う困難な検体の画線作業を、小型多関節ロボットを用いて自動化することで誰でも安定した画線作業ができるようになったプロセス改善事例です。

ここがポイント!

  1. 専門家しかできなかった画線作業が誰でも免許なしで行える!
  2. 人が行うと危険な作業をロボットが行うことで安心・安全!
  3. 様々な画線パターンでもムラなく安定した品質!

Before

  1. シャーレのセッティング
  2. 画線作業
  3. 搬送

改善前は、シャーレ内の菌検体を引き延ばす画線(かくせん)作業を特別な免許を持った専門家が行っていました。

菌を引き延ばしながら塗る作業ですが、菌を取り扱う作業のため、特別な免許を有した専門家のみが行うことができる危険な作業でした。
また、人的に画線作業を行うと、どうしても画線にムラが発生してしまい、専門家でさえも菌を上手く繁殖させることができないという状況でした。
さらに画線作業を行う数量も非常に多く、専門家にとっては過酷な作業環境でした。

そこで、この画線作業を無人化させることを検討されていました。

After

  1. シャーレのセッティング
  2. 搬送
小型ロボットによる菌の画線作業を自動化

そこで工場無人化ナビでは、小型の多関節ロボットを導入することで、この画線作業を自動化することを提案いたしました。

この小型ロボットを用いることで、画線作業を免許を持たないパートの方でも行えるようになりました。
また、ロボットがこの危険な作業を行うため、誰でも安心して画線作業を行うことができるようになりました。
さらに、このロボットは様々な画線パターンに対応することが可能であり、ムラの無い安定した品質で大量の画線作業をこなすことが可能になりました。

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