生産ラインの自動化の必要性とその効果

近年の働き方改革や新型コロナウイルスの影響で工場の生産ラインの自動化はあらゆる工場の課題とされています。
ただ、検討されてはいるものの実際に生産ライン自動化のメリットや効果が明確ではなく検討段階のままになっている企業や工場が多いというのも現状です。工場無人化ナビでは、これまでに数多くの生産ラインの自動化・省人化に関する提案を行い、様々なカスタム装置・ラインの導入を行ってきました。ここでは、そんな工場無人化ナビから、生産ラインの自動化前の課題とその効果をそれぞれ3つにまとめて解説いたします。
また、当社の生産ライン自動化事例も掲載しているので是非そちらもご覧ください!

生産ラインを自動化する前の課題

人員確保による人件費のアップ

生産ラインの自動化がされている工場とそうでない工場との大きな違いは人件費です。
昨今の製造業界では、人件費の高騰や優れた人材の流出が激しいことから、人件費をかけなければ優秀な人材の確保が難しい状況となっております。
また、人件費が上がっているのみならず慢性的な人手不足も課題の一つとして挙げられるでしょう。

人手による生産量の限界

昨今の製造業界では先述のように、人件費の高騰や人材の流動化、さらには慢性的な人手不足が原因で熟練作業者が少なくなってきています。
生産ラインに熟練の作業者が減ってしまうとどうしても工場の生産量・出荷量は落ちてしまいます。
また、人件費をかけて人材を雇ったとしてもその人材が経験を積み熟練の作業者となるには教育に時間がかかってしまうというのが現実です。

属人的な作業であるため個人差により精度が変わる

また、工場の生産ラインではどうしても個人差により、ミスや不良率が変動してしまいます。
その原因としては、工場の生産ラインの部品が細かすぎて作業が難しいことや、大量生産による集中力の欠如等が挙げられます。

人であるからには、ミスは避けられないものです。しかし、大量の部品を扱っている工場や作業場においては、
1つの人的ミスが後に大きな問題に発展する場合もございます。

特に測定や検査の工程を人が行うとなると、単純作業の連続なので疲労・ストレスが溜まり、
見落とし、見間違い、漏れ等のミスが発生してしまいます。記録漏れ等致命的なミスが起こる可能性もあります。

上記のような①人件費のアップ②生産量の限界③作業の属人性という課題を解決するために
昨今の製造業界では、生産ラインの自動化を検討されている企業や工場が多くなってきております。

生産ライン自動化の効果

省人化・コストダウンが可能に

生産ラインの自動化は次のように分けられます

・供給の自動化
・加工・組み付けの自動化
・搬送の自動化
・検査の自動化
・収納・梱包の自動化

上記のもののいずれかを自動化することにより、省人化・コストダウンが可能となります。
ただ、どの工程を自動化するかについては、その工場の生産ラインによりますので専門家を交えての検討・相談が必要になってきます。
もちろん、それぞれの工程により自動化の効果が発揮されるもの・あまり効果がないもの等もございますの積極的に検討し、
慎重に判断する必要があります。
自社に最適な自動化をすることで、省人化をすることができ人件費の削減によるコストダウンが可能となります。

生産効率の向上・増産対応が可能に

生産ラインの自動化による効果として生産効率の向上と増産対応が可能になるということが挙げられます。
最適な自動化により、単純に人と比較し、スピードが速くなるのはもちろん、
生産においてのムダがへることや、不良率が下がることから生産効率が向上し、
さらに自動化をすることにより人特有の集中力の低下・疲労の蓄積がないため増産対応が可能となります。
例えば、少量多品種のラインで段取り替えを自動化し、ライン内の設備を一括で設定をすることで工程内のムダがなくなり生産効率が向上したといった事例もあります。
特に生産効率が向上はどの工場でも課題となる重要な事項です。
目的を明確に最適な生産ラインを構築することで生産効率の向上に大きく近づくことが出来るでしょう。

品質安定化・品質保証

次に生産ラインの自動化による効果として挙げられるものが、品質の安定化・品質保証です。
取引先から見て出荷前の生産品の品質が安定している・品質保証がされていることは大きな評価の対象となります。
生産ラインの自動化により、ライン内検査で次工程に不良品を流さないことが工場の出荷品の品質の安定化・品質保証に繋がりさらには工場の評価の向上に繋がることがあります。
また、万が一不良やミスが多発した際にもその原因の特定が自動化された生産ラインだと容易となります。
さらにメリットとしては品質管理データを蓄積できることも挙げられます。

生産ラインの自動化事例

ここでは、工場無人化ナビが実際にお客様に提案・導入を行った、生産ラインの自動化に関する自動機・装置の事例をご紹介いたします。

事例①食品缶詰生産ライン用 検査・印字装置

食品缶詰生産ライン用 検査・印字装置イメージ

本事例では、食品缶詰生産ライン用 検査・印字装置で、装置の機能としては高速供給、パラレルリンクでの向き合わせ・整列、インクジェット印字、画像検査の一連の作業を行います。缶詰のトレーサビリティー用の印字を行う工程を完全自動化しています。

>>事例の詳細はこちら

事例②ロータリースイッチ組立ライン

ロータリースイッチ組立ライン

この装置は、小型電子機器等に使用されるスイッチを無人にて組立することが可能な装置です。極小パーツを、精密な機構を用いて組み立てています。

>>事例の詳細はこちら

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